クラウド確定申告ソフト 無料でどこまでできる?ランキング(青色申告)
青色申告で必要な複式簿記での帳簿作成や確定申告書作成が簡単にできると人気のクラウド確定申告ソフト。無料プランや無料お試しなど手軽なプランも多いですが、無料の場合は機能制限が設けられている場合もあります。
このページでは、実際に無料・お試しでどこまでできるのか?青色申告の場合で比較しました。
白色申告と青色申告でプランや必要な機能が異なるので、白色申告の無料プラン比較は別ページに記載しました。クラウド確定申告ソフト 無料でどこまでできる?ランキング(白色申告)をご覧ください
青色申告ソフト 無料でどこまでできる?ランキング
1位 マネーフォワードMFクラウド確定申告
管理人のおすすめ1位は個人なら基本料金無料のマネーフォワードMFクラウド確定申告です。(2022年に大幅に変わりましたが、それでも無料でできる機能が結構あります。)
無料なのは「クラウド確定申告」だけで、レシート撮影→自動入力機能とスマホでの経費仕訳機能がある「クラウド経費」は別料金になってしまいます。ここでは「無料でどこまでできるランキング」なので、「レシート撮影→自動入力機能」「スマホでの経費仕訳機能」はあきらめます。スマホでの経費仕訳もあきらめます。
しかし、それでもマネーフォワードMFクラウド確定申告を1位に押すのは、
- 銀行やクレジットカード、交通系ICカード、電子マネーなど自動連携がとにかく豊富。
- ほとんどの取引がカードや電子マネーなりつつあり、現金決済(レシート撮影の必要性)がどんどん減っている
- スマホアプリでいつでもシンプルに複数の銀行口座の「現在の残高」が確認できる
やっぱり「個人なら基本料金無料」
この4点です。
個人向け家計簿ソフト「マネーフォワードme」も手がけているマネーフォワードなので、「普通の人が普段、何を求めているか」が良く分かっていらっしゃるように感じます。
2位 弥生会計 やよいの青色申告
本来有料の「やよいの青色申告」ですが、「初年度無料キャンペーン」があり、一年間、たっぷり使えます。
老舗の弥生会計ですからソフトのできは申し分ありません。
しかし、「やよいの青色申告」スマホアプリでは、レシート撮影か口座連携で入ってきた取引の「仕訳や登録」か、手動で取引を作って登録するかしかできません。レシート撮影アプリはシームレスに使えます。とはいえ、その限りではこのスマホアプリもすごくしっかりできており、賞賛に値します。
それでもなお、マネーフォワードに比べるとスマホで銀行口座情報がまったく見れないのが、なんともさびしいのです。きっと「お金を管理する」感覚と「経理事務をやる」という感覚の違いなんでしょうね。
2年目からは確実に有料になる、というのもマネーフォワードに劣る点です。
3位 クラウド会計freee確定申告
簿記の知識も税金の知識も不要!
だから一番簡単
スマホでの使いやすさダントツ
すきま時間で確定申告が完了!
↓ ↓ ↓
クラウド会計freeeが「ラウド確定申告ソフト 無料でどこまでできる?ランキング」で3位になるのはどうしても仕方の無いことです。とにかく便利で速くて簡単なfreeeですが、無料お試し期間・無料プランでは確定申告書の出力ができません。
それではfreeeがダメなのかと言うと、決してそんなことはなく、有料プランを契約する価値のある素晴らしい確定申告ソフトです。あくまで「無料にこだわって青色申告」という基準ではマネーフォワードや弥生会計に劣ってしまうということです。