BASE以外にもリスクゼロで毎月10000店舗がオープンしていると人気の無料ネットショップ開設サービス、STORES(ストアーズ)。BASEと比較してみました。
あの話題の人の CM で人気のネットショップ開設サービス、ストアーズ(STORES)。おしゃれなデザインのスマホ対応の EC サイトが簡単にできるというところはベース(BASE)と一緒です。
ベースと比べて違うところストアーズのメリットデメリットはどんなところでしょうか。
決済手数料は無料プランでもトワーズの方がベースより安い ?
ストアーズ(STORES)には無料プランと有料プランがあります。有料プランは月額1980円ですが、そのぶん決済手数料が安くなります。
- 無料プランの決済手数料は5%、
- 有料プランの決済手数料は3.6%
なので、その差は1.4%。1万円あたり140円なので、1ヶ月の売上高が15万円程度までなら無料プランの方がお得です。
正直、ストアーズでは無料プランと有料プランの機能の差がないので、最初は無料プランで初めて売上を見ながら有料プランに切り替えることを将来的に検討すればいいと思います。
BASEの決済手数料は3.6%プラス50円だけど
BASE の決済手数料は3.6%プラス50円、 さらにサービス使用料3%があると小さい文字で書いてあるので、 無料プランでも stores の方が決済手数料は安くなりそうです。
ただしストアーズの方はあなたの手元に入金される際には振込手数料275円がかかりますので、 この点は覚えておいてください
すでに自社のホームページを運営している人は stores がおすすめ
既に自社のブログやホームページを運営していて、ある程度アクセスがある中小企業や個人事業主の方は、そのホームページやブログの履歴やアクセス数を活かしながら、storesなら簡単にお買い物ボタンを追加することができます。これはフレキシブルですね。
オンライン販売やネット予約の部分だけを stores の機能を利用するという使い方です。これだけでも今までの普通のホームページ制作会社に頼んだら、会員登録システムやら、カード決済システムやらで何十万円の費用と、数ヶ月の時間がかかってしまいますので、大幅に節約でき、しかもリスクゼロなので非常にオススメです。このフレキシブルな部分はベース(BASE)にはないところなので、既に何年か運営しているホームページやブログがある飲食店や美容院などにはお勧めです。
クーポンや Instagram との販売連携などの機能も無料で使える
ベースが一番強みにしているのは、「600万ユーザーがいる」というネットショッピングアプリ BASE との連携です。ストアーズはそういうものはありませんが、クーポンや Instagram との販売連携など、今まで自社のホームページやブログ運営から一歩先に進めなかった中小企業家個人事業主の方が、大手企業と同様に既存顧客や見込み顧客に頻繁にリーチできる販売促進機能が無料で利用できてしまいます。
物販以外のサービス業の予約システムやオンラインレッスンのチケット販売、音楽や画像などデータ販売なら stores 一択
ベースには様々なメリットがあるのですが、決済にエスクローシステムと言う、発送確認後入金されるシステムになっています。販売者購入者ともに安心できるサービスですが、発送を伴わない物販以外のサービスでは利用できないのがBASEのデメリット。
「お店のデジタル マルっと」という CM で触れられていますが、美容院や飲食店、マッサージや整体などのサービス業で、
- スマホで予約して、
- 来店後の決済は楽天ペイで
と言ったこともベースではできませんが、ストアーズでは可能です。
オンラインレッスンの予約や課金システムに利用できる
さらに最近では外出自粛のためオンラインで
- 英会話レッスン
- ヨガのレッスン
- エクササイズのコーチング、
- 家庭教師
- カウンセリング
- コンサルティング
と言ったリモートでのサービスを本業や副業で始めている企業や個人事業主も多いですよね。
そういった方が手軽に利用できるのが stores です。
キモは自動予約や決済システム
2021年、自分で何か開業して、ホームページやブログ、SNS、Youtube、Instagram などで情報を発信して集客することは可能です。問い合わせフォームなども普通のホームページでもある程度可能です
しかし、やはりネックになるのは重複しないで自動受付してくれる予約システムや、課金・決済システムの部分です。このような今まで個人では到底利用できなかったサービスを、無料から利用できるようにしてくれたのが stores なのです。
電子チケット・音楽画像などデータ販売も可能
さらにイベントの電子チケットや、音楽画像などデータ販売も可能です。ベースはミンネminneのような、ハンドメイドや手芸など、個人で何か「物」を販売する副業や主婦、個人事業主には非常に利用しやすいサービスなのですが、「物以外のサービスや情報」を販売しているなら、ネットショップシステムは stores 一択です。
副業で物販するなら利用したい倉庫の梱包や発送代行サービス
物販のネットショップで人気と言うとベース(BASE)なのですが、ネットショップを作っても、結局物販で一番面倒なのは梱包や発送の部分ですよね。この辺りで手間がかかるので
副業で物販やってみたいけど、面倒くさそうで気が重いなぁ
という人も多いようです。
しかし stores なら倉庫サービスがあります。配送料とは別に商品の入庫料や保管料(一個一日0.2円)がかかりますが、オーダーメイド・一点ものではない商品で、販売個数が読めるようになれば、このストアーズの梱包や発送の代行サービスは本当に便利です。
アマゾンにも似たような倉庫サービスがありますが、当然オリジナル商品は販売できませんし、倉庫サービスの利用料はいいとしても、アマゾン自体の販売手数料(マージン)が高いので、利益を出すのは非常に難しくなりますから、アマゾンと比較しても、ストアーズのメリットは大きいです。